店頭で実機に触ってみて、今まで値段が高すぎると考えていたは間違いだと気づかされました。
とにかく凄い進化です。
購入したのはcore i5のWifiモデルですが、E-Inkのキーボード側はメモ帳になるし付属(モデルによります)のプレシジョンペンの追従性も非常に良いです。
ペンの設定を切り替えると指でなぞってもペンと同様の細い線が描けるのですが、ペンを忘れたとか急にメモを取りたい時などには意外に便利そうです。
キーボード自体の機能も旧機種より大きめの表示に出来るので格段にタイプしやすくなっています。
インターフェースも電源も兼ねたUSB3.1(Type-C)が2ポートもあるという点は昨今のコネクタ事情からして当然と言えば当然なのかもしれませんが、小さなボディによくぞ収めたといった感じです。
これならば充電しながら別のデバイスを接続できるので無駄にHubを用意するとかドッキングステーションを用意する必要がなくなります。
旧型機を使い続けてきて、いつでも持ち出したくなる軽快さといいますか、その機動力たるやまさにモバイルPCと呼ぶにふさわしい名機でしたから新型についても(若干重量Upしてますが)違いはないといっても良いでしょう。
付属の電源アダプターも小さく、軽く、仮に一緒に持ち出すとしても合計で1kg未満です。
スバラシイです。
動作性能についても旧型機のAtomに比べると段違いで早いです。
色々と試しているところですが、ベンチマークでは一般に2~3倍速いと言われていますが体感上でもやはり倍速は出てる気がします。(購入したcore i5の場合です)
惜しいのはメインメモリが4GByteしか無い事でしょうか。
今のところ何とか使えているので致命的ではなさそうですが。
それからストレージが64Gbyteから256Gbyteに増強されている上に高速なタイプになっています。
ソフトを1~2本インストールすると一杯一杯だった旧型機に比べてかなり余裕があります。
Officeとか常用ソフトを複数入れてもまだまだ余裕があるので外出先での使用機会がますます増えそうです。
少し重そうなゲームをいくつか試しました。
(1) Cities Skylines :
アセット盛り盛り状態で起動したらフリーズしたのでバニラ状態にしたら動きました。
多分メモリが少ないことでデータが読み込み切れてないのだと思います。
グラフィック設定低めでも若干カクカクしてますが、まぁ最低限なプレイは出来そうです。
(2) Cold Waters :
解像度最高(ネイティブ)にせずにFHDあたりの設定にすれば十分遊べます。
(3) Divinity Original Sin EE :
これもグラフィック設定さえ落とせば若干カクつきますがプレイ可能です。
旧型機では最低の設定でもシャレにならないくらい重く、まともに操作は出来ませんでした。
(4) Stellaris :
旧型機でもプレイできてましたが、かなり動作は軽くなっています。
最初のロードが長いのは同じですが、だいぶマシです。
やはり4Gbyteのメインメモリがネックなのか・・・
こうしてみても外出先で暇潰しマシンとして有効に使えそうです。
重たい処理をすると心配になってくるのがバッテリーの持ちですが、フル充電からずっとYouTube流しっぱなしにしてみたところ約2時間の使用で50%以上残っている感じでした。(負荷の状況によると思いますが)
移動の合間にWeb閲覧とか文書作ってるだけならばおそらく一日充電せずに使えるのではないでしょうか。
性能面だけでみると旧機種からの後継機というより2~3ランク格上の別製品の印象です。
ですが見た目がやはりYoga bookなので後継機の印象は強いですね。
E-Inkだけが目玉機能のように見えますが全体の性能アップも相当なものなので、旧型機で妥協しながら使っていた点が無くなって外出先でバリバリ使い込む用途にも耐えられる様になったことも考慮すれば、この値段も納得の様な気がします。
以下、実際に開梱したときの写真を掲載してみます。
[化粧箱]
暗い色なので旧型より重厚な雰囲気がしますね。

[箱を開いて本体を取り出した状態です]

[付属品]
SDカード取だし用のピンを箱から出し忘れました。

[プレシジョンペン]
電池どれ位持つのか・・・
付属のアプリで電池残量はチェック出来ます。

[旧型機との比較]
並べてみないと気が付きにくいですが若干大きくなってます。
ディスプレイも高解像度化とともにほんのちょっと大きくなっています。
ちなみに旧機種に付属していた専用ケースは流用可能でした。

